川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月27日 「忿を懲らす」
忿を懲らすと慾を塞ぐと、英雄の雙工夫。慾を塞ぐは猶は容易、殊に忿を懲らすに於て輸る。 安政6年2月上旬「己未文稿」
【訳】
怒りを抑えることと情欲にちょっとでも迷わないこと、この二つは英雄の工夫すべきものである。情欲を封じ込めることはまだ簡単である。とりわけ、(英雄といえど
も)怒りを抑えるということにおいて、失敗する。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月27日 「忿を懲らす」
忿を懲らすと慾を塞ぐと、英雄の雙工夫。慾を塞ぐは猶は容易、殊に忿を懲らすに於て輸る。 安政6年2月上旬「己未文稿」
【訳】
怒りを抑えることと情欲にちょっとでも迷わないこと、この二つは英雄の工夫すべきものである。情欲を封じ込めることはまだ簡単である。とりわけ、(英雄といえど
も)怒りを抑えるということにおいて、失敗する。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
8月26日 「気を引き締めよ」
どんなにすぐれたものでも、気のゆるみが大きな事故に
つながります。
大河の流れも一滴の水が漏れることで大きな洪水の
原因になります。
失敗を素直に認め反省し改めることが大切です。
「人は過ちを起こすもの」と幸之助は考えていました。
だから、少しでも早くそれに気づき、素直に反省して、
すぐ手を打つことの重要性を厳しく教えていました。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月26日 「自ら挫折することなかれ」
足下鋭を蓄へ志を養ひ、一蹉跌を以て自ら挫折することなかれ。 安政6年2月2日「※伝之輔に与ふ」
【訳】
お前は鋭気を蓄え、志を更に鍛え、一回の失敗をもって、中途で自分からくじけ、駄目にならないようにしなさい。
木野 親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
8月25日 「チームワークを大切に」
事業は一人では出来ない。
一人ひとりの実力を高め、同時にチームワークを大切にして
こそ、人も会社も新たに発展するものです。
幸之助は、組織運営の基本に、パートナーシップを大切に
していました。
同一基盤の上での、役割分担の違いという考えを持って、ヨコ・
タテをなによりも大切にしていました。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月24日 「断じて之れを行へば」
断じて之れを行へば、鬼神も之れを避く。大事を断ぜんと欲せば、先づ成敗を忘れよ。 安政6年正月晦日「正月晦夜、感を書す」
【訳】
決心して断行すれば、何ものもそれを妨げることはできない。大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい。