補い合って力が湧き上がる

両輪とは、文字通り二つの輪のことです。車でいえば、左右のタイヤが同じ性能と力量を有し、同じ機能を発揮する一対の関係性があって初めて、思う方向に進むことができます。

そこから転じて、両方が一揃いになって役に立つこと、互いに欠くことのできない密接な関係にあることのたとえとして〝両輪〟という言葉が使われます。

では、この「一揃いになって役立つ」「欠くことのできない密接な関係」あるいは「補い合う」という特質と、調和・協調の視点から、人に関する両輪的役割のあり方を見ていきましょう。

まずは、「心と身体」です。肉体の動作は〈あれをしよう〉〈ここへ行こう〉といった心の動きに応じて開始されます。いわば、心の表現者が肉体であると言えます。

そうすると、心が主体のように思えます。しかし、肉体がなければ心の状態を表現することはできませんから、心と身体は互いに補い合い、欠くことのできない密接な関係にあり、まさに両輪だといえるでしょう。

心が晴れやかで、はつらつとしていれば肉体も健康であり、肉体が健康であれば、心も明朗でいられます。心身が一揃えになって、私たちは明るく働くことができるのです。真の健康維持には、心身双方が健全に機能を発揮しつつ、連携を深め合うことが求められるのです。

また、お互いに補い合うことで力を発揮する両輪の関係として、「夫婦」が挙げられます。夫が親愛の情に燃えて優しくすれば、妻は、夫に尊敬・信頼という情を返してくれるのです。

ある経営者が新規事業を手がけた時の話です。新規採用者の案件をなかなか決めきれずにいた際、妻に相談をしました。

妻は会社の仕事には直接携わっていませんが、夫の相談する内容から、また夫の表情から、事の次第を理解しました。そして、いくつかの意見を述べた上で、「あなたの決断と同じ気持ち」であることを伝えました。

夫は、日頃は経営に携わることのない妻が、自分と会社のことをしっかり観察してくれていたことに驚きました。そして、妻の理解と応援を得て、毅然とした決断ができたのでした。結果、当時採用した数名の社員が期待に応える働きをしてくれています。

このように、両輪を成す双方が補い合って、十分な働きをするための要件には、次の4つのことが挙げられるでしょう。

①互いの機能や性質、役割を知る。②互いの違いを知り、その違いを尊ぶ(敬う)。③相手が必要な存在だと知る。④双方共に積極的に関わり続ける。

「心と身体」「夫婦」を両輪と捉える視点は、生活上の苦難に直面した際の、克服のヒントになります。車が前進しない場合は、どちらか一方ではなく、両輪を調べて故障箇所を発見するように、苦難に直面した際は、双方をバランス良く見つめる中に改善のヒントが見つかるのではないでしょうか。

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