幸之助は自らの意思で生きた人でした。 妥協を嫌がりました。 納得するまで考えている様子を、何度も 見ました。 今思い出すと、その姿は真実の答えを求 める 必死の姿だったと思います。 「君な、人間は求めんといかん、求めて求 めて悩むことや。 そうしていると自然と道がひらけてくる もんやな」 幸之助の言葉が今でも聞こえてくます。