『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月26日  「失敗の中にも成功の兆しがある」
 何度も何度も繰り返し教えられたことがあります。
 「失敗の中にも成功の兆しがあり、
 成功の中にも失敗の兆しがある」
 という松下経営哲学の真髄です。
 どんなに失敗しても、まだまだ道はあるはずだと考えれば、
 必ず道は開けてくるのです。
 それが幸之助の生き方そのものであり、
 成功の方程式です。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月25日  「一番大事なのは使命感をもつこと」
幸之助はどんな商売をするにしても、
「一番大事なのは使命感を持つことだ」
と言っています。
使命感を持てば、そこに力強い経営も生まれ、人も育つのです。
60パーセントの見通しと判断出来たら、決断することです。
後は、勇気と実行です。
実行なくして成功は絶対にありえません。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月24日  「進みすぎても、遅れすぎても困る」
「経営は、進みすぎても、遅れすぎても困る。一歩進んでいる状態が望ましい」
幸之助はいつも経営を冷静な心で見ていました。
バランス感覚が研ぎ澄まされていました。
進みすぎず遅すぎず、今という一瞬一瞬を、精一杯生きる積み重ねが
企業の成功を創り出すのです。
心を素直にしておけば、大体のことは予見でき、謙虚な気持ちで努力すれば、
たいていのことは成就するものです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月23日  「足るを知る」
「足るを知るということがないと、
 いつも不平や不満で心を暗くすることになってしまう」
 幸之助はこう言って人の道を諭してくれました。
 人間は、人の心の動物であり、感情の生き物です。
 幸せとは、心が癒されること、心が豊かになることです。
 幸之助は、人の心に灯を与え続けた人でした。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日」

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日」
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月22日  「誰にでも与えるものがある」
「誰にも与えるものがある。
 笑顔を与える、励ましを与える。
 求める活動から、与える活動へ転換を図りたい」
 と、幸之助は一生懸命でした。
 誰もが使っている言葉で、世界を創造することも、
 また人を殺すことも出来るのです。
 言葉こそ、人間を変え、人間と人間を結ぶ力です。
 豊かな心は、豊かな言葉をはぐくみます。