『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月30日 「笑顔は若返りを」

人は幸せだから、笑顔になるのではなく、笑顔になるから、幸せが
やってくるのです。

笑顔は人の心を大きく揺り動かす力となるのです。笑顔は若返りを
促進します。
若返れば、新しいものの見方が出来るのです。

幸之助はものごとをいつも明るく見つめていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月29日 「企業にはゴールはない」

企業にはゴールはない。
「困れば経営の原点に立ち返ればよい」
会社は絶対につぶしてはならないのです。
そのために、指導者は常に学び進化し続けなければなりません。
ダム経営に徹しなければ、本当の経営者とは言えないのです。
永続することの大切さを、幸之助はよく口にしていました。
企業をだめにするのは社会悪であり、
それが幸之助には耐えられないほどの苦痛だったのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月28日 「病むことは敗北ではない」

病むことは敗北ではない。
病床で自己を厳しく、凝視することで、これからの進むべき道がわかってきます。
幸之助は、病と格闘したからこそ、傑出した仕事が出来たのです。
毎日が病との戦いで、九四歳まで見事に生き抜きました。
病むことは敗北ではないのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

「暗い絵を描けば」

悲観した暗い絵を描けば、その通りの方向に、現実も動いて行く。
自分も不可能だと思えば、必ず不可能になる。もうだめだと思っ
たら、必ずだめになる。

だから、そんな悲観的なイメージは心から消し去らねばならない。

「『私は勝つ』。そう決めた人が勝つんや。人間は思った通りになる」
幸之助にいつも諭されました。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

11月28日 「聖賢を師とせずんば」

人古今に通ぜず、聖賢を師とせずんば、則ち鄙夫のみ。読書尚友は君子の事なり。  
 安政2年3月「士規七則」

【訳】

人たるもの、昔や今の事象を知らず、古の立派な心ある人を先生としないのであれば、
つまらない男というべきである。書を読み、その中の心ある立派な人と交わることは君子のありようである