『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
9月27日  「自分の殻から飛び出せ」
 私が悩んでいる時、幸之助が励ましてくれました。
「悩むのも大事だが自分の殻に閉じこもってたら負けやで。
 素直に人の教えを乞うことも大事やで」
 失敗することを恐れることよりも、
 真剣でないことを恐れたいものです。
 悩みから逃避するのではなく、
 悩みがあるから生きがいがあるのだと
 考えれば必ず道は開けます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月26日 「先ず実力を身につけろ」
実力さえ身につけたら決して人生に失敗はありません。
身についた技、習性は、生あるかぎり失われないからです。
「君、頼りになるのは、この身につけた実力や習慣やで」と幸之助によく言われました。
人間としての成功とは、自分の天分を見出し、存分に生き切ることです。
それこそが、真の成功と言えるのです。
リーダーのあるべき姿を学びました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
9月25日  「縁は切ったらあかん」
「君な、人に縁をきられても、自分から人の縁を切ったらあかん」
 このことも、幸之助によく言われました。
 人との縁、繋がりは大切なものです。
 縁ありて花開き、恩ありて実を結ぶ。
 人と人との出会い、繋がり、
 それを縁という心の絆で大きく育て上げていくことが大事です。
「自分の方から人の縁を切らない」
 その念いが人生を豊かにすると、幸之助に教わりました。