『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

7月29日 「競争はものを生む母である」

幸之助は
「競争は新しいものを生み出す源である」
と教えてくれました。
インターフォンの販売で私が苦しんでいる時の言葉です。
競争はその人の潜在能力を引き出し知恵を生み出す、
競争に勝利する法則を伝えたかったのです。
成功するまで続けたならば、失敗というものはない。
成功あるのみです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

7月28日 「商売は本当は楽なもの」

「木野君、商売は楽なものか、しんどいものか」と、ある時、
いきなり質問されました。
とまどっている私に、「商売は楽なものやで」と優しく教えて
くれました。

好況の時、どうしたかが、不況の時に生きてくるのです。
希望を失わないでやっていると、自然と知恵も出てきます。
精神が集中して、そこにいろいろな福音が生まれてくるの
です。

商売は真剣に取り組めば本当に楽しいものです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

7月27日  「出来ないという考えを捨てること」

 幸之助は可能思考能力の天才でした。
 絶えず、出来る思考ですべてのものごとを見て、
 出来ないという考えをしませんでした。
 いつもゼロからの素直な気持ちで取り組み、
 無から有を生み出していました。
 「どんなに困っても、困ったらあかん」
 と決意し、今日の難しい時代に第一歩を踏み出したのです。
 そのに、道が開かれるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

7月26日 「失敗の中にも成功の兆しがある」

何度も何度も繰り返し教えられたことがあります。
「失敗の中にも成功の兆しがあり、成功の中にも失敗の
兆しがある」という、松下経営学の真髄です。

どんなに失敗しても、まだまだ道があるはずだと考えれば、
必ず道は開けてくるのです。
それが幸之助の生き方そのものであり、成功の方程式です。