『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月27日 「経営の確信」

幸之助は、大事なことは人に教えを請いつつ、何ものかを悟り
続けるという生き方をしていました。
話すことを3割、聴くことを7割とし、何事にも関心を持って学び
続けたのです。
そして、単に学ぶということではなく、その後は深く深く思索にふけり、
自分の納得のいく答えを探し続けたのです。
すべての経験が教科書であり、すべての人の教えは参考書でした。
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聴くことが大事。
また、全ての事から学び成長します。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月25日 「経営のコツは」

「経営のコツは、自分が経営者であることを強く自覚
すること。
経営が好きであること。辞を低くすること」
この三つだと教えられました。

幸之助は、「智慧は無限、人間は王者、人生はドラマ
だ」と、「苦労を惜しまぬ人間に不可能はない」と言っ
ています。

*「辞を低くする」:丁重なことばづかいをする
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この三つを強く意識します。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月26日
「朝に発意し、昼は実行、そして夕べに反省する」

「朝に発意し、昼は実行、そして夕べに反省する。
実業人の生活態度はこうありたい」と、
幸之助は忠実に実行していました。

99回の失敗の後に、1回の成功が普通と、発明王
エジソンは言っています。
しかし、経営者には失敗は許されないのです。
発意と実行と反省を常に心がければ、失敗が成功
に変るのです。
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常にPDCAを回しその精度を上げます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月24日 「指導力の中心は」

「指導力の中心は指導しようとする意思の力である」
これは幸之助の強い一念です。
心こそ一切の源泉です。意思の力は、無限大です。
その偉大な心を、誰もが持っていると、幸之助は信じて
いました。
幸之助は熱意でもってさらに熱意を作りだし、決意を
持ってさらに決意を固めたのです。
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無限大なる意志の力で夢を実現します。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月23日 『目標と希望を与える必要がある』

[経営者は、社員に対して、常に目標と希望
を与える必要かある]と、幸之助から叱ら
れました。
指導者は、まず自分自身が目標を持ち、目
標達成への熱烈な意志を持って、それを部
下に訴えることか必要です。
命令だけでは、人も目標も動かないのです。
そこに幸之助の人間哲学がありました。
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動機つけが必要ですね。