『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月15日 「感情で生きている」

通常、人は欲望の赴くまま、感情で生きています。
時には、人間の本質なり、自然の摂理に照らして、
何が正しいかということを考えなければなりません。
そうすれば、すべてのものにかけがえのない、命の
輝きを見ることができるのです。
幸之助は「命の輝きがすべてのものを成功へ導く」
と言っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人々にお役立ちできることが正しいことかと思います。
人々に喜ばれ、この命を輝かせます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月14日 「わからないことは人に尋ねる」

自分でわからないことは、人に尋ねる。
素直な気持ちで聞き、静かに考えれば、行くべき道は、
自ずと決まるのです。
幸之助は、何でもよく私に聞きました。
聞かれた方は、嬉しくなって、一生懸命に答えます。
人生問答は、確かにその人を向上させます。
これが成功の方程式です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人生の節目節目、事業の転機に
より良いアドバイスを頂けますよう、
常に素直な気持ちで聞きます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月13日 「熱意だけは
最高でなければならない」

経営者は、経営に対して熱意だけは最高で
なければなりません。

「この子は、熱心な子でしてね」と、幸之助は、
私を紹介する時にいつも言っていました。

後でわかったことですが、これは慰め言葉
だったのです。「熱意がすべてだ」と。
熱意が人の心を動かし、会社を動かすの
です。
指導者は熱意だけは最高でなければなり
ません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お客様の豊かな住環境が向上される事により=豊な人生になられる
という熱意を大事にします。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月12日 「説得力を生む基本は」

説得力を生む基本は、これが正しいのだ、
こうしなくてはいけないのだ、という強い信念
なのです。

自分の使命は何か、どう生きるべきか、
幸之助は、松下の経営理念に反していないか、
常に自己観照していました。

すべての判断基準が経営理念だったのです。

「君は松下の経営理念に反している」と、
いつも叱られていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月10日 「人を育てるということ」

「人を育てるということが、経営者として何よりも大事な
ことである」
松下幸之助は、モノを創る前に、人を創ると人材教育を
大切にしていました。
人材育成で、大事なことは、仏法の「桜梅桃李」の原理
です。桜は桜、梅は梅です。
個性を伸ばしたとき、創造性が生まれるのです。

*「桜梅桃李」(おうばいとうり)
桜は桜の、梅は梅の、桃は桃の李(すもも)は李の独自
の特徴を生かして、独自のきれいな花を咲かせると言
われています。