木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月4日 「何のために経営するのか」
「何のために経営するのかと問われれば、それは経営理念を
実現することだ」と幸之助は言っていました。
「儲けることは大事や。それを忘れてはいかん。
しかし儲けが先に来ると、経営はうまくいかないようになっている」
つまり、指導者が志を立てて、理念の実現に向かう過程で
その結果として利益が上がるものです。
経営理念の確立が最も大事です。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月4日 「何のために経営するのか」
「何のために経営するのかと問われれば、それは経営理念を
実現することだ」と幸之助は言っていました。
「儲けることは大事や。それを忘れてはいかん。
しかし儲けが先に来ると、経営はうまくいかないようになっている」
つまり、指導者が志を立てて、理念の実現に向かう過程で
その結果として利益が上がるものです。
経営理念の確立が最も大事です。
安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
12月3日
古賀穀堂の「自警」①
「屈辱、坎懍(かんらん・志を得ないこと)、薄命、数奇(ふしあわせ)、千辛万苦皆天命に任す。
恬熈(てんき・世が太平無事)、楽易(らくい・安らかにたのし)、従容(しょうよう)自得し、
分に安んじて困窮(こきゅう・天命に安じて他を求めぬ)し、
心広く体胖(ゆた)縲緤鞭笞(ゆいせつべんち)も辱と為すに足らず、
絶食無衣も其の楽、余(あまり)有り(論語、君子固(もと)より窮す、
小人窮すれば斯(ここ)に濫(らん)す)、然(しか)りと雖(いえど)も宇宙を包括し、
天地を震動するの心未だ嘗(か)って頃刻(しばらく)も忘れず」。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月3日 「絶望を希望に変えるのが指導者の一念」
指導者とは、人を導き、人の上に立つ人のことを言います。「人の
上に立てば、煩わしいこともぎょうさん起こる。だから決まって一人
の方がよかったと思うもんや。
けれどもな木野君、一人の方が良かったと思う時は、自分が負けて
いる時やで」
指導者は、どんな絶望でも希望に変えていく一念がいるのだと、人の
上に立つ人間の心構えを学ぶました。
安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
12月2日 黙養
明の李二曲(りにきょく)は”黙養” の修行をした。
べらべら口をきかない、ついには「三年軽々しく一語を発せざる」に至るという。
黙するということは内に力を蓄えることだ。…
かくして発せられた言は人を信服させるに足る。
自然においては静寂、人においては沈黙がよいものだ。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月2日 「自らの人生は自分の力で切り拓く」
人生は一度しかありません。幸之助は、口癖のように、「木野君、
自らの人生はな、自分の力で切り拓くことしか出来へん。どんな
に人様を頼っても、その頼る気持ちがあるかぎり、人様からの共
感を得ることは出来んのや」
自分の力で苦労を切り拓こうという精神が大切です。
指導者の在り方を学びました。