安岡正篤一日一言

母/安岡正篤一日一言0513

明治初期に、儒者としてもクリスチャンとしても、又教育家文学者として典型的な君子人、中村敬宇に「母」と題する名文がある。
「一母有り。
四才児を携(たずさ)えて一牧師に問うて曰く、子を教うるは何才を以て始めとな為すかと。
牧師問うて曰く、汝(なんじ)の笑顔の光、小児を照せしより、子を教うるの機曾(きかい)始まると、鳴呼(ああ)、世、固(もと)より此(こ)の母の機曾を失う如(ごと)き者多し。
今世の人、口を開けば輒(すなわ)ち文明と曰い、而(しこう)してその本原に昧(くら)し、余嘗(か)って謂(い)う、国政は家訓にもとづき、家訓の善悪は則(すなわ)ち、その母にかかわる。
母の心情、意見、教法、礼儀は其(そ)の子他日の心情、意見、教法、礼儀なり。
斯(ここ)に知る、一国の文明は、その母の文明に本づくことを。」

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月13日 「共感と感動の経営が最高」

「共感は、他者の人格を認めた時生まれ、
感動は、自分の感性が動いた時に生まれる。
この二つの心が織りなす経営が、最高の結果を
生むことを、忘れないでほしい」

幸之助は、「共感と感動の経営は、すべてを
成功に導く」と言っています。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月12日 「社長の一念ですべては決まる」

会社を引っ張っていくのは、社長ではありません。
社長の思想であり、魂なのです。
ほとばしる強き一念によってのみ、人は動くものです。
幸之助は、年頭の経営方針を、一番重要視していました。
そして、経営理念をいつも力強く語っていました。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤一日一言

学問の目的/安岡正篤一日一言0512

それ学は通(つう)の為にあらざるなり。
窮(きゅう)して困しまず、憂へて意(こころ)衰(おとわ)えざるが為なり。
禍福終始(かふくしゅうし)を知って惑(まど)わざるが為なり。
〔荀子〕

通とは通達するということです。
学問というものは決して出世や生活のための手段ではない。
窮して悲鳴をあげたり、心配事のために直ぐペしゃんこになるようでは学とは言えない。
何が禍であり何が福であるか、如何に始まり如何に終るか、ということを知って惑わざるが為である。

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喜怒哀楽を学ぶ

喜怒哀楽を学ぶ/安岡正篤一日一言0511

よく人は学問とか修業とかいう事を間違って、喜怒哀楽をしなくなることだと誤解するが、決してそうではない。
それでは学問・修業というものは非人間的なものになってしまう。
学問を為(な)す要は、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかというところにある。

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