安岡正篤一日一言

器量と辞令/安岡正篤一日一言0508

「あれは器量人だ」という言葉が通俗用語になっておりますが、これは人間の具体的存在を器という字で表現しているもので、人間の大きさ、深さを量(はか)る言葉として用いている言葉であります。
あれは頭が良い、よく出来る。
けれども人を容(い)れない。
人を用いる量がない。
深みがないなどといわれる人があります。
度量、器量ということが良く考えられなければならないわけです。

もう一つ人物の応対辞令という言葉がありますが、応対というのは、いろいろな問題に応じてきびきびと処理してゆくことであり、辞令とは事に対して自分の考えを適確に表現してゆくことです。
この応対辞令は大変大事でありますが、にわ俄か仕立てではどうにもなりません。
結局平素の修業に侯(ま)つほかはないのであります。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

5月9日 「人を信じなければ」

人を信じなければ、人は生きていけません。

人を信じなければ世間を狭くします。

人を信じてこそ、すべてが開かれ、発展の
道も出来てくるのです。

幸之助は、三度騙されても、四度目は、
「相手が気の毒がって頼みに来ない」と、
笑っていました。

人を信じることの大切さを、幸之助に
教わりました.

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

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5月8日 「人間には夢を追う権利がある」

人間には夢を追う権利があります。

何歳になっても、夢を見続けてほしい。

夢は年齢を超え、境遇を超え、苦境を超えて、
私たちに生きる希望を与えてくれます。

夢は唯一、生きる希望の星なのです。

生きるとは夢の成就であり、いくつになっても
夢を追いかけたのが幸之助でした。

楽土の建設のため五百年計画という壮大な
夢があったのです。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤一日一言

人間の価値/安岡正篤一日一言0507

ずるいことをやったり、人を押しのけたりして、地位や財産をつくるのも人間の能力、知能の一つであります。
それを使っていろいろのことができる。
できるけれども、そんなことができても、これは人間としては少しも偉いことではない。
社会的には偉いかも知れぬが、人間としてはむしろ恥ずべきことであります。
何を為すか、何をしたかということと、彼はどういう人聞か、如何(いか)にあるか、ということとは別である。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
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5月7日 「マイナスをプラスに」

マイナスをプラスにすることが指導者には強く求められます。
幸之助はあらゆるものごとを肯定的に解釈し、発想の転換
をし続けました。

山ほどの不利な条件を有利に転換して困難を切り拓いたの
です。
「問題は宝の山だ」と、よく言っていました。
その発想の転換は、自らの強い意志による一念によっての
み得られるのです。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより