腎を養う①/安岡正篤一日一言0501
五月になったので思い出すことの一にこの事がある。
五労の一は多想心労。
とりこし苦労が多すぎること。…
これは心臓を傷める。
二は多怒肝労。
怒りが度重なると肝を痛める。
三は多思脾労。
考えごとが多いと脾が疲れる。
脾臓は血液の浄化や調節を司どる大切な器官であるが、割合に人々はこれを知らない。
四は多悲肺労。
悲しみが多いと肺を傷める。
五は多憂腎労。
憂が多いと腎が疲れる。
腎を養う①/安岡正篤一日一言0501
五月になったので思い出すことの一にこの事がある。
五労の一は多想心労。
とりこし苦労が多すぎること。…
これは心臓を傷める。
二は多怒肝労。
怒りが度重なると肝を痛める。
三は多思脾労。
考えごとが多いと脾が疲れる。
脾臓は血液の浄化や調節を司どる大切な器官であるが、割合に人々はこれを知らない。
四は多悲肺労。
悲しみが多いと肺を傷める。
五は多憂腎労。
憂が多いと腎が疲れる。
5月1日 「心底からありがたく手を合わす」
お客様が出て行く後ろ姿に、心底ありがたく手を合わす。
これは幸之助の商いの姿です。
そういうお店には、人は自然と集まってくるのです。
人は情けの下で住むものです。
人は感性で買い、理論で納得するものです。
心が厚いか薄いか、深いか浅いか、強いか弱いか。
それが一切の根幹です。
そこに店の成果が表れるのです。
参学道/安岡正篤一日一言0430
本当の学問や修養というものはこれは禅でも儒でも同様で、人間と人問、精神と精神、人格と人格が火花を散らす様にやる。
これを参学道、参ずると言う。
分かったのか、分からぬのか、ノートをとって、又それを受け売りする、などというような学問や学校勉強は、これは雑学・俗学というもので、所謂(いわゆる)学問・求道の中には入らない。
4月30日 「人間だけに与えられた無限の宝」
「感謝の心、奉仕の心は、人間だけに与えられた無限の宝だと思う。
今日一日、この宝で、ありがとう経営に徹したい」
事業経営で大切なのは、心の高貴さです。
どんなに才能があっても心が貧しくては成功しないのです。
遍参道楽/安岡正篤一日一言0429
自然の到るところに名山大川があるように、古今東西、いろいろ英雄哲人碩学(せきがく)賢師がある。
そういう尊い人、その教学を、生きている聞にできるだけ遍参し、これを楽しもうという道楽趣味が私には非常にあるのであります。