『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月29日 「信用をつくる」
「君、信用が商売発展の基礎やいうこと覚えときや」
若い私に幸之助が教えてくれたことです。
ファクシミリの成功は、この信用を重んじたことから出来上がった
のです。
幸之助は自分だけよければいいというような経営者ではありません。
全世界の人たちのために尽くす経営が信用を生んだのです。
ファクシミリの国際企画が出来たのは幸之助のこの一念からです。
4月29日 「信用をつくる」
「君、信用が商売発展の基礎やいうこと覚えときや」
若い私に幸之助が教えてくれたことです。
ファクシミリの成功は、この信用を重んじたことから出来上がった
のです。
幸之助は自分だけよければいいというような経営者ではありません。
全世界の人たちのために尽くす経営が信用を生んだのです。
ファクシミリの国際企画が出来たのは幸之助のこの一念からです。
真理は内在する/安岡正篤一日一言0428
陽明は石榔(せっかく)を為(つく)り自ら誓って曰く、吾今惟(た)だ命(死)を侯(ま)つのみと。
一夜霊感あり、夢幻(むげん)の聞に人あって語る如(ごと)く、多年の疑問氷解し、大声を発し、躍り上って狂人の如くであった。
彼は始めて真理は我が外に在るものではなく、内在するもの(良知)であり、我を舎(お)いていたずらに理を事物に求むることの誤りを悟ったのである。…
根本義に於(おい)て彼は始めて人間の生に徹したのである。
この体験は主観にしても客観にしても単なる知性では到達出来ない。
全生命を賭けて始めて得ることの出来る体験である。
そしてこれはひとり東洋学道だけのものではない。
今世紀の偉人シュバイツァーの生の大悟(たいご)にこれをみる。
仏領アフリカのランパレネの上流イジェンジャ村で豁然(かつぜん)として、「生を貴ぶことが善の根本たる」悟りを得たという。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月28日 「チャンスは見えないもの」
研修は新入社員の特権です。
こんな仕事を一生続けるのかと、会社を辞める人が多いのは
その単純な仕事の中に、多くのチャンスがあることを知らずに
いるからです。
チャンスは、いつでもどこでも平等にやってくるもの。
見えないチャンスをつかむのは、求める人だけに与えられる
特権です。