『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月27日 「魂を揺さぶって生きねばならぬ」

人間は、幾つになっても、魂を揺さぶって生きねばなりません。
年を感じた時、人は老人というのです。
青春を忘れた時、人は老けたと思われるのです。

人はいきいきと生きた時、その人はいつも青春なのです。
青春は自分を奮い起こし、他人を幸せにします。
幸之助は、「青春とは心の若さ」と言っています。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

11月26日   敏の本義

 

自分の人生を美しくするために、仕事のために、友人のために、

世の中のために、できるだけ気をつけよう、役にたとう、

まめにつくそうと心身を働かすことが敏の本義である。
ひらたくいえば、いつも怠りをしないでいつもきびきびしている。
その代わり世間のくだらんことにはずいぶんと怠けてもよろしい。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

11月25日   悟りとあきらめ

内容の有無、高低、深浅の差はあるが、五十の頃は知命の時候である。
聖人に於ては悟りと云い、常人に於てはあきらめと為す。

 

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月26日

「会社を変えたいなら」

会社を変えたいなら、社長が変わりなさい。
社員を変えたいなら、自分を変えなさい。
自分を変えたいなら、変わろうとまず、決めることです。
自分を変えるには、「変わりたい」と、心の底から願うことです。

幸之助は、「人間は苦労して変わったぶんだけ、幸せになるものだ」と言っています。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

「慈愛」と「敬愛」

今月のテーマのように「○○と△△」に相対する言葉を入れるとしたら何が思い浮かびますか。「夫と妻」「投手と捕手」「作家と編集者」など、様々考えられるでしょう。今週はある「弟子と親方」の関係から、二者の心の向き合い方にスポットを当てます。

木工職人のAさん。高校卒業後、地元で評判だった親方のもとに弟子入りしました。その親方は昔気質の職人で、「仕事は見て盗んで覚えるものだ」が口癖でした。

しかし、最初は失敗ばかりです。親方に叱られるたびに、なぜ仕事を教えてくれないのだろうと、不満に思っていました。

数年が過ぎたある日のこと、親方のもとに急な仕事が飛び込んで来ました。お得意様からの依頼で、家具の引き出しが壊れ、困っているとのことでした。

「もう一人で出来るだろう。行ってこい!」と、出張修理を命じられたAさん。突然のことに驚きましたが、急いでお得意様のお宅に向かいました。頼りになるのは、仕事の合間にとったメモだけです。それは、ノート数冊分に及んでいました。

ノートを見ながら修理をしていると、お客様から「懐かしいね。あなたの親方も、新人の時はノートを見ながら仕事をしていたよ」と声をかけられたのです。「親方も同じだった」という言葉に自信が出てきたAさん。一人での修理を終えることができました。

数日後、そのお客様から別の家具の注文が入りました。Aさんは親方に命じられ、再びお客様の家に向かいました。

注文内容は椅子二脚の製作依頼です。デザインや素材、背もたれに使う生地の好みなどを聞きながら、「実はね…」と、Aさんは意外な話を聞いたのです。

「あなたが引き出しを直してくれた後、親方が訪ねてきたの。弟子の仕事ぶりが気になるみたいで、入念に調べていたわ。あなたの一所懸命な仕事ぶりを話したら、親方はすごく喜んでいたわよ」

〈厳しいばかりではなく、常に自分を見てくれていたのだ〉と親方の真情を知り、Aさんの胸に込み上げるものがありました。

会社に戻り、注文内容を報告すると、親方は「うん」と無愛想に頷くだけです。しかし、Aさんに不満はありませんでした。心の中では、親方を尊敬する気持ちが以前より強くなっていたのです。

椅子の製作はAさんに一任されました。親方にアドバイスをもらいながら、数カ月を経て完成した二脚の椅子は、お客様から大好評を得ました。その後、同じ椅子をあるコンテストに出品したところ、なんと金賞を受賞したのです。

Aさんが親方から会社を引き継いだ現在でも、この椅子は主力商品として、手作り家具の良さを伝える役割を果たしています。

この二人の間に流れているのは、親方から弟子への「慈愛」と、弟子から親方に向かう「敬愛」です。これら二つが相関し、ぴったりと重なりあった時に、予想を超える大きな成果が生まれることを教えてくれる話です。