省エネ住宅に関するポイント制度について

省エネ住宅に関するポイント制度について
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最終更新日:平成27年1月27日
 
 省エネ住宅に関するポイント制度(省エネ住宅ポイント制度)は、省エネ住宅の新築やエコリフォームの普及を図るとともに、消費者の需要を喚起し、住宅投資の拡大を図る事を目的とし、一定の省エネ性能を有する住宅の新築やエコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行する制度です。

※本制度は、平成26年度補正予算の成立を前提としています。正式には国会での審議を踏まえ制度として創設されます。

○省エネ住宅ポイント制度の概要(1ページ)についてはこちら

○省エネ住宅ポイント制度の内容 ≫詳細についてはこちら

○説明会資料(省エネ住宅ポイントについて)についてはこちら

○【新築】省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)についてはこちら
※「エコ住宅の新築」及び「完成済購入タイプ」におけるトップランナー基準相当の基準のうち、共同住宅等の基準です。
※平成27年4月1日以降の申請においても、断熱性能要件については省エネルギー対策等級相当の性能でも可能となりました。

○ポイント交換商品等の募集予定についてはこちら
※ポイント交換商品等の正式な公募要項及び公募期間については、事務局決定後、公表します。

☆よくあるご質問 → Q&A(平成27年1月19日更新)

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省エネ住宅ポイント制度の概要
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1.ポイント発行対象
 本制度では、省エネ性能を満たすエコ住宅の新築、対象工事を実施するエコリフォーム及び省エネ性能を満たす完成済みの新築住宅の購入を対象とします。
(1)エコ住宅の新築
 自ら居住することを目的として新たに発注(工事請負契約)する新築住宅。
 所有者となる人が発注する場合を「注文住宅」、販売会社等が発注し、所有者となる人が購入するものを「分譲住宅」とします。
(2)エコリフォーム
 所有者等が施工者に工事を発注(工事請負契約)して実施するリフォーム。
(3)完成済購入タイプ
 自ら居住することを目的として購入(売買契約)する完成済み※の新築住宅。
 ※ 平成26年12月26日までに建築基準法に基づく完了検査の検査済証が発行されたもの

2.対象住宅の要件及びポイント数
(1)エコ住宅の新築及び完成済購入タイプ
 次のいずれかに該当する新築住宅をポイントの発行対象とし、1戸あたり300,000ポイントを発行します。なお、ポイントを申請する際には、下記の基準に適合することについて登録住宅性能評価機関等の第三者機関による証明を受ける必要があります。
 [1] 一般住宅(全ての構造)
  a) トップランナー基準の一戸建て住宅
  b) トップランナー基準相当の共同住宅等 →省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)についてはこちら
  c) 一次エネルギー消費量等級5の性能を有する住宅
 [2] 木造住宅
  a) 一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅
  b) 断熱等性能等級4の性能を有する住宅
  c) 省エネルギー対策等級4の性能を有する住宅
(2)エコリフォーム
 以下の要件を満たすリフォーム工事等をエコリフォームの対象とします。なお、ポイントを申請する際には、対象工事に関する証明書等が必要になります。
 1戸あたりの発行ポイント数は、対象工事内容ごとのポイント数の合計とし、300.000ポイントを限度とします。ただし、耐震改修を行う場合は、1戸あたり450,000ポイントを限度とします。
 [1] 窓の断熱改修:窓の大きさに応じて3,000~20,000ポイント
 [2] 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修:部位に応じて30,000~120,000ポイント
 [3] 設備エコ改修工事(エコ住宅設備の内、3種類以上を設置する工事):設備の種類に応じて3,000~24,000ポイント
 [4] その他の工事等
  「[1]窓の断熱改修」、「[2]外壁、屋根・天井又は床の断熱改修」又は「[3]設備エコ改修」のいずれかの工事に併せて行う次の工事等を対象とします。
  a.バリアフリー改修:改修箇所に応じて6,000~30,000ポイント
  b.エコ住宅設備の設置(3種類未満を設置する工事):設備の種類に応じて3,000~24,000ポイント
  c.リフォーム瑕疵保険への加入:1契約あたり11,000ポイント
  d.耐震改修:1戸あたり150,000ポイント
 [5] 既存住宅購入加算
  既存住宅について、平成26年12月27日以降に売買契約を締結し、売買契約締結後3ヶ月以内にエコリフォーム対象工事の工事請負契約を締結する場合にポイントを加算します。
  既存住宅購入加算で発行されるポイント数は、他のエコリフォーム対象工事等で発行されるポイント数の合計と同数のポイント数としますが、100,000ポイントを上限とします。

3.対象期間
(1)エコ住宅の新築及びエコリフォーム
 以下の期間内に契約、着工・着手、完了したものを対象とします。
 [1] 工事請負契約
  平成26年12月27日(閣議決定日)以降
  ※既存契約の変更を含みます。(ただし、着工・着手前のものに限る。)。
 [2] 建築着工・工事着手
  平成26年12月27日(閣議決定日)~平成28年3月31日
  ※予算成立日以降に工事完了するものであって、別途定める期間内に完了報告が可能なものを対象とします。
(2)完成済購入タイプ
 平成26年12月26日までに建築基準法に基づく完了検査の検査済証が発行されたもので、予算成立日以降に売買契約を締結した新築住宅を対象とします。

4.従来制度との主な違い

従来制度
(復興支援・住宅エコポイント)

新制度
(省エネ住宅ポイント)

対象期間  H23.10~H24.10に着工  閣議決定日(H26.12.27)以降に契約
 (着工は契約締結日~H28.3.31)
対象住宅  新築、リフォーム  新築、リフォーム、完成済新築住宅の購入
対象種別  持ち家、借家  持ち家、借家(リフォームのみ)

対象住宅の性能要件等
新築  トップランナー基準相当(木造住宅は等級4)  トップランナー基準相当(木造住宅は等級4)
リフォーム  (1)窓の断熱改修
 (2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修

  +上記(1)又は(2)にともなう以下の工事等
  [1]バリアフリー改修
  [2]エコ住宅設備の設置
  (太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ)
  [3]リフォーム瑕疵保険への加入
  [4]耐震改修  (1)窓の断熱改修
 (2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修(部分断熱可)
 (3)設備エコ改修(エコ住宅設備3種類以上)
  +上記(1)~(3)のいずれかにともなう以下の工事等
  [1]バリアフリー改修
[2]エコ住宅設備の設置
  (太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓)
  [3]リフォーム瑕疵保険への加入
  [4]耐震改修

ポイント数
新築  被災地:30万ポイント、その他:15万ポイント  30万ポイント
リフォーム  最大30万ポイント(耐震改修を行う場合:最大45万ポイント)
 (工事内容に応じ2千~10万ポイント)  最大30万ポイント(耐震改修を行う場合:最大45万ポイント)
 (工事内容に応じ3千~12万ポイント)
 (既存住宅購入を伴うリフォームはポイント加算)
交換商品  地域産品、商品券等
 (被災地支援にポイントの半分以上を充当)  地域産品、商品券等

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

2月27日 「商売の秘訣は、意志の即決である」

幸之助の基本的な考え方の一つに、「商売の秘訣は意志の即決である。
しかし、事を行うには、三回だめを押して、行う慎重さも必要である。
そういう、相矛盾したことを、同時に行ってこそ、真の経営であり、
大きな成果が生まれるものだ」と。
強い指導者の一念が、「理外の理」「後の先」の法則を生み出し、
成功の扉を開けるのです。

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即決ゆえに失敗や。
熟考の末、妙案が浮かんだりします。
相矛盾したことを、同時に行える器用さを身につけます。

親思う心にまさる親心

成功の条件には、いろいろな要因がありますが、
その一つは、成功するまで諦めないことです。一度の失敗で諦めてしまえば「失敗」のままですが、成功するまで継続すれば、失敗は「成功までのステップ」となります。
継続する力こそ成功の基盤。それは仕事のみならず、人生全般においても同様でしょう。
 では、継続する力を得る秘訣はどこにあるのでしょう。『万人幸福の栞』には、何事においても「本」を忘れないという意識が大切だと説かれています。
「終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは皆、本を忘れるからである」
ここで述べられている「本」とは、両親、祖先、兄弟姉妹、親類縁者、師、友人、上司、同僚、取引先、顧客など多くの人々や、衣食住に代表される様々な物資、自然の恵み(太陽、空気、大地、火、水…)のことです。
中でも、本につながる第一歩として最も相応しいのは、両親の存在でしょう。
命の根元である父親、母親のことを深く知るところから、本につながる心が豊かに育まれていきます。
ただ、「両親に感謝したくてもできない」という人もいるかもしれません。親に可愛がられた記憶がない、親に自分の人生を台無しにされた、父母のことは思い出したくもない…。感謝どころか、恨む気持ちを払拭できないまま、今日まで来た方もいるでしょう。
長い時間をかけて蓄積された親へのマイナスの感情は、一足飛びには変わらないかもしれません。そうした場合、これまでと違った視点で、親の心情を汲み取っていく作業が必要になります。その一つとして、たとえば、自分の人生を親の視点で振り返ってみてはいかがでしょう。
自分が生まれた時、学校に入学した時、卒業した時、反抗期、就職した時、病気をした時…。人生における様々な節目を、親の目線で振り返る。もし自分に子供がいるなら、親としての実感を重ね合わせながら、思いを馳せてみる。
〈今の自分と同じように、父も自分の成長を喜んでくれたのか〉〈あの時母はどれだけ悲しんだのだろうか〉と、少しずつ思いをたぐり寄せていく中で、これまでとは違った親の心情に触れることができるはずです。やがて、親の愛情を理屈ではなく実感として感じることができるでしょう。
幕末に活躍した吉田松陰は、二十九歳で処刑される前に、「親思う心にまさる親心 今日のおとずれ何ときくらん」という辞世の句を詠みました。「親思う心にまさる親心」とは、「子が親を思う気持ち以上に、親が子を思う気持ちは強い」というものです。
親から与えられた様々な恩恵を自覚し、その思いを胸に行動することは、困難を乗り切る知恵となり、失敗しても諦めない気力を湧き立たせるでしょう。
「おかげさまです。ありがとうございます」という感謝の気持ちを深めて、人生そのものを成功へと導いていきたいものです。
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両親、ご先祖様のお蔭で今の自分がいます。
今でも心配をかけ続け、親孝行はできませんが、
感謝の気持ちはイッパイです。
いついつまでも感謝の気持ちは忘れず日々努力します。

アプローチ 白蟻被害

最初は、アプローチの枕木が腐っていると
2本をコンクリート製枕木に交換。
その2本を撤去したら白蟻がイッパイ!!!
それでアプローチをインターロッキングにやり替えました。
白蟻は地中では益虫ですが、
今回は害虫ですね。

ビフオー
前

アフター
後

先を見るには足元を見よ

遠い先を見据えて企画・計画を立てることは、企業にとって欠かせないことです。
時代の変化を見越して、さらに自分自身の成長するイメージを重ねながら、
「大きな夢」「高い理想」に向かって走り抜いていけたら、どんなによいでしょう。
とはいえ、頭でわかっていても、実際に行動に移すのは難しいものです。
うまくいくかどうか、この先どうなるかと、先のことを憂えたり、
結果を求め過ぎてばかりいると、逆に身動きが取れなくなることがあります。
「先を見る」といいながら、先のことを考えれば考えるほど暗くなるのでは、
本末転倒でしょう。
このような状態になった時にはむしろ「先を見ない」という判断も必要でしょう。
もちろん、ここでいう「先を見ない」とは、「どうにでもなれ」
と自暴自棄になることを勧めているわけではありません。
まず何よりも、足元をよく見ていただきたいのです。
拠って立つ地盤がしっかりすると、将来のイメージも、
ぼんやりとしたモノクロ映像ではなく、カラーの鮮明な映像でイメージできるようになります。
「先を見る」上においても、まずはしっかり足元を見つめ、地盤を固めていくこと。
その心持ちを一言で言うなら、「今を生きる」ということになるでしょう。

水道工事会社に勤めるIさんには、例年の業務に、水道メーターの交換があります。
与えられた期間に、各家庭や公共施設を訪問してメーターを交換していく、
単調な作業の繰り返しです。
考えることは、〈ここまで終わったから残りはいくつだ〉と、数のことばかり。
数が減っていくことだけを小さな喜びに、仕事をこなしていました。
しかし、すべて終わっても、後に残るのは、〈やっと終わった〉という実感だけでした。
達成感より、精神的苦痛と肉体的疲労ばかりが後に残るのでした。
Iさんは、仕事そのものに対する喜びよりも、残りわずかになったメーターを見て、
喜びを感じていたのです。それは、仕事本来の目的からは離れたものでしょう。
数をこなすという結果だけに意識が向いていたIさんは、訪問先での挨拶も、
覇気がなく、暗いものでした。
もし、一軒一軒に心を向け、感じのよい明るい挨拶ができていたら、
会社のイメージアップにつながったかもしれません。
また、メーター交換の際に、機器周辺の状況や水道設備全体にも目を配っていれば、
新しい仕事に結びつく何かが見つかっていた可能性もあるでしょう。
今この時、この瞬間の仕事に全力を注ぐこと、日常生活の一瞬に情熱を傾けることが
「今を生きる」ことに他なりません。
その姿勢が「今」を充実させ、結果として、先々の展望を開いていきます。
輝かしい希望を抱いて、揺らぐことなく走り抜いていくためにも、
自分の足元を疎かにせず、「今を生きる」心持ちを貫いてまいりましょう。
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足元を見つめ、足元を固め、遠き未来に夢を描きます。