木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月26日 「雨が降れば傘をさす」
「雨が降れば傘をさす、至極簡単、当たり前
のことを適時適切に実行することにこそ、
商売の秘訣がある」
この言葉は、幸之助の代名詞のようになって
います。
心の赴くまま、身構えず、事に処することが
大切です。経営も自然に対応することが、
そのまま成功につながるのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月26日 「雨が降れば傘をさす」
「雨が降れば傘をさす、至極簡単、当たり前
のことを適時適切に実行することにこそ、
商売の秘訣がある」
この言葉は、幸之助の代名詞のようになって
います。
心の赴くまま、身構えず、事に処することが
大切です。経営も自然に対応することが、
そのまま成功につながるのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月26日 「真剣に志を立てよう」
松下幸之助は何時も、どんなときでも真剣
でした。次の言葉は、松下で仕事をする人、
全員に徹底されていました。
「本気になって真剣に志を立てよう。
強い志があれば、事は半ば達せられたと
いってよい」
経営者に必要なことは、未来を察知すること
に加えて、未来を創造し、時代を作る積極的
な姿勢です。
指導者の一念にすべてはかかっているのです。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
6月26日 「小成に安んずることなかれ」
老兄の為す所学ぶ所、事々皆実なり、但だ軽用妄挙して以て小成に安んずることなかれ。 安政4年6月27日「※福原清介に復す」
【訳】
(現在の)あなたの生き方、また、学んでおられることは、全て道理に適ったものです。しかし、簡単な気持ちで、道理にはずれた振る舞いをして、ほどほどの人物にな
ることで満足してはいけませんよ。
※長州藩士 福原周峰。名は公亮。松陰の友人。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月25日 「美と醜は表裏一体」
「美と醜は表裏一体、美の面に捉われ、半面の醜を
責めるに急なのは、真実を知らぬ姿である」
この考え方は、松下幸之助哲学の神髄です。
一言一句頭に入っています。
私たちは、対立や比較でものごとを見がちです。
そこから、ねたみや憎しみが生まれ、争いごとへと
つながるのです。
合掌すると、右も左もなくなり、闇から光への道が
開かれるのです。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
6月25日 「君子は渇すとも」
君子は渇すとも※盗泉を飲まず、志士は窮すとも溝壑を忘れず。 安政4年8月「※溝三郎の説」
【訳】
心ある立派な人は、どんなに困っても悪いことは行わない。志のある武士は困難な状況に陥っても、正しい道を守るためには、死んでも棺桶がなく、溝や谷間にそのま
ま捨てられるくらいのことを覚悟するものである。
※1山東省泗水県にある泉。孔子は(盗泉という)悪い名前からその水を飲まなかったという。不義の意に用いる。
※2萩松本村の商家の子。高弟 吉田栄太郎稔麿が松陰に託した子。