『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

1月4日 「指導者の一念」

世の中、成功するか失敗するか。そのわかれ目が、指導者の
一念です。
すべてが指導者の一念から始まるのです。
大切なのは、魂と魂の触れ合いです。

指導者は、心に理想の火を点さねば、何事も成就しないのです。

「人が時代を開き、時代が人を育てる。だから、指導者の一念で
一切が変わるのだ」と教えられました。

共存共栄+三方良しの経営 皆様の幸せの源泉になろうという一念で仕事に取り組みます。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

1月4日 「孜々として」 ししとして

古より志士仁人、恩に感じ報を図るや、往々一身の力を尽し、而して之に継ぐに死を以てす。
亦唯だ当に厲精力を竭し、日夜懈ることなく、家業に孜々として死を以て之を争ふべきのみ。 
嘉永元年9月「燼余の七書直解の後に書す」

【訳】

昔の心ある人のようにするのみである。
昔から、志のある立派な人は、御恩を感じ、その御恩に報いようとする時には、全力を尽くし、命がけで行うものである。
また、心を励まし、全力を尽くして、いつも怠ることなく、家業に対し、まじめに命がけで勤めるだけである。

感謝の心と、本業を大切にします。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

1月3日 「何か心得になるほんなりとも」 

正月にはいづくにもつまらぬ遊事をするものに候間、夫れよりは何か心得になるほんなりとも読んでもらひ候へ。
  安政元年12月3日「※妹千代あて書翰」

【訳】

お正月にはどこでもつまらない遊びをするものである。そんなことより何かためになる本でも読んでもらいなさい。

※杉家の長女で、松陰より二歳年少の妹。一番仲がよく、終生、松陰の世話をしたといわれる。

今年は2日より致知を読んでいました。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

1月2日 「独り身之に坐せん」 

※1貫高の「事成らば王に帰し、事敗れなば独り身之に坐せん」とは、僕素より掲げて佳話と為す。  
安政6年正月5日「※2士毅に与ふ」

【訳】

僕は、貫高の、「国家のための企てが成功すれば王様の手柄とし、
失敗すれば、自分一人が罪に服す」という話を、以前からすばらしいと考えている。

※1 ~前198。中国、前漢の臣。趙の丞相。これは漢の高祖暗殺実行に際し、趙王に述べた言葉。
※2 長州藩士小田村伊之助。士毅は字。松陰の友人。後、松陰の妹 寿が嫁いだ。

手柄は人に、罪は自分に。
日本人としての美点ですね。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

1月3日 「正月の意味」

元旦の日の出はすべてを蘇生させます。
失敗を成功に、困難を希望に変えるチャンスです。

「正月は正しい月と書くはな。過ぎ去った年は忘れて、
初心に戻ることや。そして、正しい月には、正しいこと
を考えることが大切や」

うまくいかない人は、どこかが間違っているのです。
正しいことを考え、実行すれば、必ず正しい結果が出ます。
正月になると、幸之助にいつも教えられました。

1月4日今日から仕事始め、
初心に返り0からスタートの気持ちで
宇宙根源の法則に乗れるよう取り組みます。