木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月2日 「自らの人生は自分の力で切り拓く」
人生は一度しかありません。幸之助は、口癖のように、「木野君、
自らの人生はな、自分の力で切り拓くことしか出来へん。どんな
に人様を頼っても、その頼る気持ちがあるかぎり、人様からの共
感を得ることは出来んのや」
自分の力で苦労を切り拓こうという精神が大切です。
指導者の在り方を学びました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月2日 「自らの人生は自分の力で切り拓く」
人生は一度しかありません。幸之助は、口癖のように、「木野君、
自らの人生はな、自分の力で切り拓くことしか出来へん。どんな
に人様を頼っても、その頼る気持ちがあるかぎり、人様からの共
感を得ることは出来んのや」
自分の力で苦労を切り拓こうという精神が大切です。
指導者の在り方を学びました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月1日 「頂上は一つでも、道は無数にある」
困難や障害を、山や谷をどれだけ多く乗り越えたかで、その人の
人生が決まるのです。
幸之助は、大きな試練のたびに、絶望を希望に変え、厳しい人生
荒波を前進へのエネルギーに変えて、力強く経営してきたのです。
頂上は一つでも、道は無数にあるのです。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
12月1日 「節を全うする」
恬静淵黙、身を潔くし節を全うする者あり、生を偸みて苟活し時と俛仰する者あり。
是れ皆真偽の晰かにし難く、疑似の弁へ難き者なり。
安政2年12月26日「居易堂集を読む」
【訳】
日頃よりおっとりして口数は少ないが、自分の身を潔白に保ち節操を守り続ける人がいる。
無為の人生を送り一時的な安楽を貪り、時代の風潮に調子を合わせて生きる人がいる。
これは全て何が正しくて何がまちがっているかを明らかにすることができない人、
ホンモノと似ていて紛らわしいニセモノを見抜くことができない人である。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
11月29日 「古道顔色を照す」
※文山曰く、「風檐書を展いて読めば、古道顔色を照す」と。
安政6年5月22日「照顔録」
【訳】
文天祥がいった。「風の吹き抜ける軒先で書を開いて読めば、古の聖賢の道が明るく照らしてくれるようだ」と。
※1236〜1282。中国南宋末期の軍人・政治家。字は宋瑞。
文山は号。宋の臣下として戦い、宋が滅びた後は元に捕らえられ、
何度も元に仕えるようにと勧誘されたが、忠節を守るために断って刑死した。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
11月30日 「一心不乱になりさへすれば」
人は一心不乱になりさへすれば何事へ臨み候てもちつとも頓着はなく、
(中略)世の中に如何に難題苦患の候ても、それに退転して不忠不孝無礼無道等仕る気遣ひはない。
安政6年4月13日「※妹千代あての書翰」
【訳】
人は一つのことに心を注ぎ、他のことのために心乱れることがなくなりさえるすれば、
何事にも臨んでも深く気にかけるということはなくなる。
(中略)世の中のどんな難題や苦しみ・悩みに遭ったとしても、
それで心がくじけて不忠・不孝・無礼・無道などの状態に陥ってしまう心配はない。
※杉家の長女で、松陰より二歳年少の妹。一番仲がよく、終生、松陰の世話をしたといわれる。