川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月17日 「徳なり」
士に貴ぶ所は徳なり、才に非ず。行なり学に非ず。 安政2年11月17日「講孟劄記」
【訳】
立派な人が重んじるのは人徳であって、才能ではない。実際の行いであり、役に立たない理論でははい。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月17日 「徳なり」
士に貴ぶ所は徳なり、才に非ず。行なり学に非ず。 安政2年11月17日「講孟劄記」
【訳】
立派な人が重んじるのは人徳であって、才能ではない。実際の行いであり、役に立たない理論でははい。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るかー
8月16日 「悩みはあって当たり前」
「悩みはあって当たり前。それは生きている証しであり、
常に反省している証左でもある」
よく幸之助は好んで話しておりました。
悩むのは、創造しているから悩むのです。
創造の魂は立ち止まることを知らないのです。
生涯、終わりなき前進を自ら選びとっているのです。
幸之助は、悩みあってこそ成功があると言っています。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月16日 「書を読むのみに非ざるなり」
気節行義は村塾の第一義なり、徒に書を読むのみに非ざるなり。 安政6年正月4日「※馬島に与ふ」
【訳】
気概があって節操が堅く、正しいことを行うこと(そのような人物となること)が松下村塾の最も目指していることである。いたずらに書物を読んでいるだけではない。
※長州藩医の子 馬島光昭。松下村塾の門人
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月15日 「独立不羈の国」
吾が国は三千年来未だ嘗て人の為めに屈を受けず、宇内に称して独立不羈の国と為す。 安政5年4月上旬カ「※周布公輔に与ふる書」
【訳】
我が(日本)国は、三千年来、これまで一度たりとも、他国に屈服したことのない国である。世界に独立して、他国に束縛されない国家、と唱えている。
※長州藩士 周布政之助公輔。松陰の同志だったが、後、離反。松陰刑死後、遺骸埋葬を助けた
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
8月14日 「恒産と恒心」
恒の産なくして恒の心ある者は、惟だ士のみ能くすと為すと。此の一句にて士道を悟るべし。諺に云ふ、武士は食はねど高楊枝と、亦此の意なり。 安政2年6月2
7日「講孟劄記」
【訳】
一定の生業をもっていなくても、不動の信念をもつことができるのは、ただ侍たる人物だけである。この一句で、侍たるものの道のあり方を悟るべきである。諺に「武
士は食わねど高楊枝」という。これも同じ意味である。