『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

4月14日 「よしあし事もいはばいへ」

世の人はよしあし事もいはばいへ賤が心は神ぞ知るらん。 安政元年4月19日「※白井小助あて書翰」

【訳】

世の人は、(私の)よきことも悪しきことも、いいたければ、好きにいったらいい。私の心は神様だけが知っていてくださるのだから。

※長州藩の重臣 浦氏の家来 白井小助。江戸遊学以来の友人。下田事件時、松陰のために奔走した。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

4月14日 「夢あってこそ人生です」

王道の経営は、すべての人を「完全な善の方向に」向かわしめる
尊い経営です。
だから、勇気が出て、元気が出て、結果が出るのです。

夢あってこそ人生です。希望あってこそ青春です。

「青春とは心の若さである」と、幸之助はいつまでも青春を謳歌し
ていました。
若さとは善なる心が創り出すのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

4月13日 「運命は人生の決定打ではない」

「運命は人生の決定打ではない。自分の自由意思による。運命への
挑戦が未来を創るのだ」と、幸之助はいつも前向きでした。

「自分の心に炎を燃やし、人生の脚本を書き直せばよいのだから」と。
自分の中にある響き合う魂が、魂を呼んで、新しい世界を創り出して
くれるのです。

運命は人生の決定打ではなく自分の自由意思によるのです。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

4月13日 「一日此の世にあれば」

人一日此の世にあれば一日の食を食ひ、一日の衣を着、一日の家に居る。何ぞ一日の学問、一日の事業を励まざるべけんや。 安政3年5月14日「講孟劄記」

【訳】

人は一日この世にいれば、一日分の食事をし、一日分の衣服を着、一日分、家にいるのである。とすれば、一日分の学問、一日分の事業に励まなければいけない。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

4月12日 「真心を行ふを貴ぶ」

男子事を立つる、真心を行ふを貴ぶ。 安政6年2月上旬「※入江杉蔵あての書翰」

【訳】
男子がことを行う時には、まごころを尽くすことが大切である。

※長州藩の足軽 入江杉蔵。松陰の高弟。野村和作は実弟。