木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月9日 「値付けでその会社がわかる」
値付けでその会社がわかるのです。
価格こそ企業の魂であり、商品の魂です。
「新製品の価格決定の時こそ、『利益に対する考え方』『経営方針』
『商品に対する執念』の特訓を受ける最大の試練の場だ」と教えら
れました。
幸之助の要求する適正利益は、常に10パーセントでした。
高くてもいけない。安価でもいけない。すべては適正でなければいけ
ないのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月9日 「値付けでその会社がわかる」
値付けでその会社がわかるのです。
価格こそ企業の魂であり、商品の魂です。
「新製品の価格決定の時こそ、『利益に対する考え方』『経営方針』
『商品に対する執念』の特訓を受ける最大の試練の場だ」と教えら
れました。
幸之助の要求する適正利益は、常に10パーセントでした。
高くてもいけない。安価でもいけない。すべては適正でなければいけ
ないのです。
十九世紀にイギリスで活躍した劇作家のジョージ・バーナード・ショーは「人間が賢いかどうかは、経験の量によるものではない。その経験をいかに活かすかによるのだ」という言葉を遺しています。
職場には「様々な経験をしているのに、まったく能力が向上しない」という人がいます。一方では、「同様の経験を積みながら、日々着実に向上している」という人もいます。こうした能力の向上の差は、「普段から『経験』をどのように活かそうとしているか」という姿勢にあるといえます。
入社して五年目のEさんは、職場生活に不満を感じるようになりました。その理由は、同期で入社したF君のみが年月を経るごとにキャリアアップし、昇進しているからです。Eさんは職場内でめざましくステップアップしていくF君を、ねたましくさえ思っていたのです。
そんなある日のこと、「自分には実績を挙げるチャンスが与えられていない。チャンスが与えられれば、努力して必ず会社の期待に応えられるはずなのに…」と先輩のK氏に相談しました。Eさんの話をじっくりと聞いていたK氏は、次のような助言をしました。
「チャンスを与えられているというF君は、『一を聞いて十を知る』という言葉が示すように、仕事を単にこなすだけではなく、そこから様々なことを学んで、次の仕事に活かすことを意識して行なっているよ。そうしたプラスアルファの努力の積み重ねが、社内でのチャンスを引き寄せているのだと思うよ。E君のように『もしチャンスが来たら努力をする』ではなくて、『プラスアルファの努力を積んでチャンスを引き寄せている』ところに、F君との力の差があるんじゃないかな」
Eさんは、K氏の助言を聞きながら、入社した頃からF君が会議や仕事の合間に、サッと手帳にメモを取り、それを時々確認している姿を思い出しました。そして、翌日からEさんは小さな手帳を持ち歩き、〈これは大切なこと!〉と感じたことはサッとメモを取り、チャンスのアンテナを張り巡らすようになったのです。困難に遭遇しても〈経験を積むチャンスが巡ってきたぞ!〉と感謝の心持ちで立ち向かうようにもなりました。
成功するにせよ、失敗するにせよ、そこから何かを学び得るという姿勢を磨き高めることが大切です。そうしなければ、自分自身の仕事力を高めることはできないからです。
例えば、失敗をしても、〈何でミスしてしまったのだろうか?〉と、その原因をしっかりと考えて、その後の対応策を把握していれば、二度目に同じ失敗を繰り返す可能性は少なくなります。さらに、仕事力の改善策のための課題ハッキリと見えてくるのです。
成功している時も、その要因を分析することが大切です。謙虚な姿勢を保ちながら、昨日よりも今日の仕事で発展した成果を手に入れることが出来るでしょう。
人に与えられている時間は「一日=二十四時間」と皆平等です。その時、一瞬一瞬をどのように学び、どう活かしていくかで自己は成長していくのです。
K氏は経営者の集う勉強会で、無事に講演を終えて講師席に戻りました。司会者から終了が告げられた直後、最前列に座っていた初老の経営者M氏が立ち上がり、K氏のところへ駆け寄ってきたのです。
講師経験の少ない若手のK氏は〈もしかしたら何か小言でも言われるのではないか〉とうつむいてしまいました。ところが、目の前にM氏の手が差し出されたのです。M氏はニコニコしながら「K先生、今日はいい話を聞いた。とても勉強になったよ。ありがとう」と深々と頭を下げ、K氏の手を握ってくれたのです。
K氏はM氏を含む経営者の勉強会で三年間講師を務めました。毎月開催されるその勉強会で、M氏は常に最前列の席に座り、熱心にノートにメモをとっていました。その姿にK氏は倫理運動の創始者・丸山敏雄の教え「人は鏡、万象はわが師」の生き方を学んだといいます。
「古人は言った、『万象是我師』と。まじめにこれに師事して尋ねる人には、正しく答えてくれる。昔の人は天を父、地を母とよんだ。父母はその子の求めには、何物をも惜しまず与える」(『万人幸福の栞』)
K氏は人の話を聞くときや学ぶとき、先入観を持って聞くことがありました。「肩書き」「学歴」「経歴」等々。もちろんこれらも重要な要素ですが、いらぬ先入観に左右されることが多かったのです。M氏から見れば、K氏は子供くらいの年齢です。そんな若輩の一言からも学ぶ姿勢にK氏は感激したのです。
以後、「学ぶ気があれば、何からでも学べる」「学ぶ気がなければ、どんな立派な話でも身に付かない」と、K氏は「学ぶ姿勢」を自らに言い聞かせるようにしたといいます。
時代小説に新境地を開いたといわれる作家の吉川英治は、『宮本武蔵』の中で「我以外皆我師」を武蔵の言葉として遺しています。自分以外の人、物、自然など、全ては自分自身に何らかを教えてくれる師であるということを意味しています。
青少年期に苦労を強いられた吉川自身も、その言葉を自らの生き方の指針としていました。高等小学校を中退し、生活のために何度も職を変え、独学で文学の勉強をし、その後、文学史に名を残す数々の大作を書き上げ、昭和三十五年に文化勲章を受けます。
学校にも行けず、学ぼうとしても教えてくれる先生のいない中で、「自らが学び取っていかなければ誰も教えてはくれない」という自覚が、「我以外皆我師」と謙虚な姿勢となって現われたのでしょう。
人は学ぶ姿勢がなくなると進歩が止まってしまう生き物です。例えば、他人の欠点は見えても自分の欠点は見えにくいものです。相手の嫌な面を見て、それを教訓にする「反面教師」という存在としても、他人から学ぶ点は多々あるといえるでしょう。
要は物事の捉え方です。何か不可解なことが起きてきたら、見過ごすことなく「何を教えられているのだろうか」と自らを振り返る学び方もあります。常に学ぶ姿勢で着実に進歩したいものです。
先日先日、北海道北海道北海道札幌市で札幌市で札幌市で札幌市でもようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花ようやく桜の開花 が宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖縄気象台はが宣言されました。一方で、沖 縄気象台は縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りしたと見られる発表縄地方が梅雨入りし たと見られる発表ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の地形と気候ました。改めて縦に長い日本の 地形と気候特徴特徴を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。を思い知らされます。
天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き天候気に対しては、例え晴れた日が好き であろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いであろうと、雨天が嫌いその日その日その日 その日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうしその日天候を受け止める以外には、どうし ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。ようもありません。自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどうしよ自分の力ではどう しよもないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うこともないのを嫌うことは、は、結果として結果として結果として結果として結果として不幸な不幸な不幸な 結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしま結果を招いてしまうものですうものですうものですうものですうものです。
同じ受け同じ受け同じ受け同じ受け止める止める止めるなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物がなら、「雨のお陰で作物が 育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足育つ」「雨が降ってくれるから、夏の水不足 の心配がの心配がの心配がの心配がなくるのだなくるのだなくるのだなくるのだなくるのだなくるのだ」と、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、見方を変えればと、 見方を変えれば嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象嫌だと思っていたもの、喜び感謝対象 にすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能でにすることは可能です。す。そのようなのようなのようなのような人は、心人は、心人は、心人は、心 豊か豊かに生きること生きること生きること生きること生きること生きることはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知るはどういことか知る 人なのです人なのです人なのです人なのです人なのです。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、。どのような思いで対処するか、 行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ行動するかが、起こ出来事に関係なくそ の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。の人幸不境目となります。
平成二十五平成二十五平成二十五平成二十五平成二十五年度年度が始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会始まる前に、倫理法人会 の役職を受けるの役職を受けるの役職を受けるの役職を受けるの役職を受けるの役職を受けるの役職を受けるべきべきかどう迷かどう迷かどう迷かどう迷かどう迷っているっているっているっている経 営者営者A氏A氏がいました。がいました。がいました。がいました。がいました。がいました。
A氏はA氏はA氏は所属する所属する所属する所属する会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、会の流れから言えば、受け受け るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、るべき立場にありました。か、自身の会自身の会自身の会自身の会 社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪社の経営が最悪状態状態にあにあったのですったのですったのですったのですったのです。そ。そこ で、信頼すで、信頼すで、信頼すで、信頼すで、信頼すべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかどべき先輩に役職を受けるかど うか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。するとうか、相談をしまた。すると先輩先輩からから、 「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君「役職の話しが巡って来たというこは、君 自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう自身にとっても必要だから来いるう 一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が一面もあるので、ぜひ喜ん受けた方が良い良い。 そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫そして、今君の会社経営が苦くも倫 理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三理法人会と社経営家庭は、三位一体の関位一体の関位一体の関位一体の関位一体の関 係に係にあるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行あるから、倫理法人会の役職を真剣に行 ない会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営い会を発展させれば、必ず社の経営も良も良 くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。くなる」と背中を押されました。
その後、その後、その後、その後、A氏A氏は先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じては先輩の言葉を信じて役職を役職を役職を 受け、受け、受け、一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。一所懸命に会のため尽力しま。 八カ月八カ月八カ月が経過したが経過したが経過したが経過したが経過した現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を現在、会社は最悪の状態を 脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の脱することができ、改めて「三位一体の関係」関係」関係」 を実感していを実感していを実感していを実感していを実感していを実感しているといまするといまするといまするといまするといまするといます。
一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けて一方で、昨年9月から役職を受けてモーモー ニングセミナーニングセミナーニングセミナーニングセミナーニングセミナーニングセミナーニングセミナーをはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事をはじめとする各種行事を はじめとする各種行事とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員とりあえず滞なくこして来た役員B氏 がいます。がいます。がいます。がいます。がいます。ところが、Bところが、Bところが、Bところが、Bところが、Bところが、B氏に氏にはこれといったはこれといったはこれといったはこれといったはこれといったはこれといったはこれといった 変化は変化は変化はありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。年度の終盤に年度の終盤に年度の終盤に年度の終盤に年度の終盤に年度の終盤に突入突入 したした現在現在、達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労達成感よりも疲労が勝るが勝るが勝る今日こ今日こ今日こ の頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。頃となっています。
倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によって、良き変化のあ倫理法人会活動によっ て、良き変化のあた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにあるた役員とそうでないの差はどこにある のでしょうか。のでしょうか。のでしょうか。のでしょうか。のでしょうか。のでしょうか。のでしょうか。
A氏A氏は、は、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、これからのわが地域と日本には、 倫理実践者の倫理実践者の倫理実践者の倫理実践者の倫理実践者の倫理実践者の拡大拡大が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人が必要であると、倫理法人 会活会活動に意義を見動に意義を見動に意義を見動に意義を見動に意義を見動に意義を見いだしています。しています。しています。しています。しています。しています。一方で一方で一方で変 化の見られない化の見られない化の見られない化の見られない化の見られない化の見られない化の見られないB氏B氏は、未は、未は、未だ活動の意義を見活動の意義を見活動の意義を見活動の意義を見活動の意義を見活動の意義を見活動の意義を見 つけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めていなつけられず本気で活動に取り組めてい な現状に現状に現状にあります。あります。あります。あります。あります。
いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見いかなる環境に対しても、そこ意義を見 いだせる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招せる人が、生の達であり幸福を招 くことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真のくことができる真の実践者実践者実践者といえるのです。といえるのです。といえるのです。といえるのです。といえるのです。といえるのです。といえるのです。と
「良き企業人たる前に、良き家庭人たれ」といわれます。経営者の学びの場である倫理法人会の特徴の一つは、家庭、夫婦がよりよくなるための原理原則を学習できることです。
経営者に限らず、人が仕事に全力を発揮して成果を上げていくためには、その足場となる家庭が明るく和やかなものであるかが大切です。そのためには、夫婦の心が一致していることが重要なのは、倫理法人会で学ぶ経営者が実践によって証明しています。
ではそのポイントとなるのは、どのようなことでしょうか。経営者モーニングセミナーのテキストともいえる『万人幸福の栞』には、「夫婦が互いに相手を直したいと思うのは逆である。ただ自分をみがけばよい。己を正せばよい。その時、相手は必ず自然に改まる」とあります。
しかし、そうとわかっていても相手を変えようとしてしまうのが人間です。夫婦とはいえ、その育った環境は違いますし、結婚当初は同じだと思っていた価値観も微妙に違っているものです。もとは他人なのです。
つまりは、その他人同士が夫婦になるのですから、そこには深い縁があるといえるでしょう。ですから、縁あって夫婦となることの意義を深くかみしめることが大切です。
それは、男女の出会い、それぞれの役割が発揮されて、新たな生命が生み出されるばかりでなく、世の様々な生み出だしのもとになっているということです。決して軽んじてはならない尊厳があるのです。
こうした自覚を深めつつ、夫婦が心を一致させていくには、相手の思いを深く理解し、そのままをすべて受容することが肝心です。
ある経営者は、妻の本当の思いを知った時、愕然・呆然としました。当時会社では大きな問題を抱えていました。社員の定着が悪く、思うように戦力になってくれないのです。倫理法人会の講師に相談をすると、妻の不満を聞くようにいわれたのです。
まさか不満など持っているとは思わない妻から聞かされたのは、家庭に目を向けず、すべてを自分の思い通りにしようとする夫に対する不満でした。その思いを延々と聞かされた時、一番身近な妻の思いを全く理解していなかったことに気づかされたのです。こんなことでは、社員の思いを察することは到底できず、社員も社長の思いなど察してくれるはずはないと思い知らされたのです。その後、妻あっての自分であると愛情を傾け、社員が喜んで働ける職場を作り上げました。
わかっているようでわかっていないのが、身近な人の思いです。ことに夫婦となれば、わかっている「つもり」が積もりに積もっているのではないでしょうか。相手に向き合い、己を正していくことは、経営者としての器を磨き高めていくことでもあるのです。
倫理法人会の今年度のスローガンは、「日本創生企業に倫理を職場に心を家庭に愛を希望の明日を切り拓こう」です。様々な領域で混迷が続く中、日本の未来を切り拓くのは中小企業の経営者だと心し、大きな志のもと、足場としての家庭に限りない温もりを育んでいきましょう