木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
「もっとも大切なのは」
「社会人にとって、もっとも大切なのは、なすべきことを誠実に努力して、
実行していくことに尽きる」と、幸之助から教えられました。
幸之助の人生は誠実と信念によって貫かれていたといってよいでしょう。
一度たりとも「ためらう姿」「とまどう姿」「ゆらぐ姿」を見たことがありません。
なすべきことを忠実に毎日実行したのが幸之助です。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
「もっとも大切なのは」
「社会人にとって、もっとも大切なのは、なすべきことを誠実に努力して、
実行していくことに尽きる」と、幸之助から教えられました。
幸之助の人生は誠実と信念によって貫かれていたといってよいでしょう。
一度たりとも「ためらう姿」「とまどう姿」「ゆらぐ姿」を見たことがありません。
なすべきことを忠実に毎日実行したのが幸之助です。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
「家の本は身に在り」
人情は愚を貴ぶ。益々愚にして益々至れるなり。 安政2年8月16日「講孟劄記」
【訳】
人情は愚直であることを大切にする。愚直であればあるほど、人情は切実となる。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
「真骨頭なくては」
※1龔勝・范文粲 餓死と黙死と、天下の苦節と云ふべし。此くの如きの真骨頭なくては、男児と称するに足らず。 安政6年5月22日「照顔録」
【訳】
龔勝の餓死といい、范文粲の黙死といい、苦しみの中にあっても節操を変えない、あっぱれな生き方というべきである。このような、真骨頂するのがなくては、男
児と称するにはたりない。
※1 中国、漢の彭城の人。新の王莽に招かれたが、二君に仕えることを恥じ、絶食して死んだ。
※2 中国 晋の人。上司と意見を異にし、門を閉じ、沈黙を守って死んだ。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月29日 「明るい方からものごとは見る」
「ものごとをどちらから見るかですべてが変わる。木野君な、
事実は一つや、明るい方から見た方が得やで」
と、よく幸之助に諭されました。
どちらで見るかで答えが変わるものです。
成功した人はどんな困難に打ち負かされようと、明るい
気持ちで体当たりをして成功を勝ち得ているのです。
東方電気再建も、明るい方から見るようになって成功
しました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月28日 「自分の殻から飛び出せ」
私が悩んでいる時、幸之助が励ましてくれました。
「悩むのも大事だが自分の殻に閉じこもったら負けやで。
素直に人の教えを乞うことも大事やで」
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい
ものです。
悩みから逃避するのではなく、悩みがあるから生きがいが
あるのだと考えれば必ず道は開けます。